バリアフリー

室内外アプローチ バリアフリー

 

今回はバリアフリー単独工事のご紹介です。

皆さまから、これくらいではお願いできないかと思っていた、どこに聞いていいかわから

なくて・・というお話もおうかがいします。

そんなご心配はなくお気軽にご連絡くださいね。

今回は、年配のご夫妻独居のお住まいで、築40年以上の建物とは思えないくらい立派に

綺麗に手入れされた敷地内植栽、そして素敵なお家です。これまでご家族が大切に維持・

メンテナンスされてきたお家であることはお邪魔すればすぐにわかります。

そのたびにスタッフ一同、背筋が伸びる思いで取り掛かります。

ご相談は、遠方にお住まいの娘様・お婿様からで、打合せがスタートしました。

最近は、遠方のお客様も増え、弊社スタッフもLINEやメールまたはショートメールなどを

使い、その時々で簡易的で柔軟な対応が可能となってきました。今回もお婿様と随時メール等

でもやりとりしながら進めていきました。

現場の寸法取りやお顔合わせの際には、なるほど納得、大変ご両親想いのご家族が帰省され

皆さまでお迎えしてくださいました。

前置きはさておき・・・

★施工内容

①玄関アプローチの手摺設置

②室内テラスの段差解消

です。

ご夫妻で、持久力はないけれど、休憩しながら歩行や労作が出来るご主人と、

細かい家事などはできるけれで、休み休みでも長距離の屋外歩行が難しい奥様という役割や、

敷地とごみステーションの配置をみた、屋内動線と屋外動線を十分考慮して、お婿様と娘様で

お考えになりました。

当初は、赤色点線上をご主人がゴミをもって運ぶという動線をお考えになりましたが、ゴミを

持ちながら歩行を出来るだけ短くできればということで、黒点線動線の、室内でごみを集めながら、

敷地後ろの室内テラスまでもっていき、せっかく段差解消する室内テラスから、外干しスペースへ

降りて、塀越しに待つご主人にゴミを託すという案となりました。

もう少しご費用をかければ敷地内コンクリート敷設、テラス最終段を塀まで続き床とするなど、

出来ることはたくさんありますが、総合的に考えて、

かけられる費用を抑えること、それに伴い使える材料はご自宅にある縁台なども活用するなど、

ご負担が出来るだけ少なく、そして何より、前より楽に安全にを目標にしました。

全部を完璧には難しいのですが、出来るだけより良くならないと施工の意味がありません。

使うご本人たちが出来るだけ楽になりますように!と少し施工後の使用感を聞くときには

ドキドキします。

【① 玄関アプローチの手摺設置 施工前後】

【② 室内テラス段差解消 施工前】

【②室内テラス段差解消 施工後】

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