FAQ

畳は何年で取替が必要ですか?

2年ごとの裏返しで4年の表替が基本と言われていますが、日頃のお手入れで変わってきます。
畳替えは、傷みが少ない場合で15年~20年位です。歩いたときにブカブカしたり、畳と畳の間にすき間ができてしまったら取替えどきです。

リフォームで床暖房にできますか?

温水式と電気式の2種類に大別できます。
温水式は、熱源はガスか電気か灯油です。給湯器やボイラーで温水をつくり、それを床下のパイプに通しパイプから伝わる熱で床を暖める仕組みです。
電気式は、床下のヒーターに電気を通し発熱させて暖房する仕組みです。一般にマンションや使用日数の少ないケースでは、電気式が有利です。
リフォーム用として、ヒーターとフロアが一体となった既存フロアーの上から施工できるような商品も開発されています。

デッドスペースを利用して収納を増やしたいのですが?

小屋裏空間や階段の下などが、まず、挙げられます。また、1階だけでなく、2階に設置可能な床下収納も種類が豊富に出ています。小物の収納なら、壁に埋込むタイプの壁厚収納もおすすめです。

収納家具は、造り付けとユニットとどちらがいいですか?

造り付け家具は、スペースや物に合わせてピッタリ造れるのが魅力です。
ただ、注文してから時間がかかる、躯体に造り付けてある場合は移設ができない、コストがかかるなどのデメリットもあります。材料によりかなり金額的にもかわってきます。
ユニット家具は、造り付け家具ほどスペースを有効活用はできませんが、工場生産品の為、品質もよく、安価、あとで買い足したりも可能です。いろんな面から比較検討が必要です。

在来工法とシステムバス。リフォームにはどちらがいいですか?

お風呂はオリジナリティあふれたものにしたい、という人向きなのが゙在来工法バス。
好きな型の浴槽が選べ、天井を高くしたり、窓やライトも自由自在です。床や壁も好みで作ることができます。既存の広さもそのまま使えます。ただし、防水工事が必要でプロの手作りなので工期が長くかかります。
システムバスは、完全自由度には欠けますが、防水性、機能性、設備等は充実していますし、施工性に優れているので、工期が3~4日ですむのでリフォームにはおすすめです。

システムバスには、どんな種類がありますか?

大きさでは、0.75坪・1坪・1.25坪・1.5坪など。
他にもメーターモジュール対応、サイズ調整可能なものなど種類が豊富。
設備面では、暖房機能付の浴室乾燥機や床暖房。水栓も押すだけのタッチ水栓、保温浴槽機能などグレードアップしています。
壁材や浴槽も耐久性が高く、デザイン、質感も重視されてバリエーションも豊富です。
出入口に段差が無いバリアフリータイプが主流になっています。

和式トイレを洋式トイレにしたいのですが?

現状の床や便器を全て撤去してつくり直します。洋式便器を取り付けるのにあたっては排水管の位置なども考慮する必要があります。
最近では、狭い和式トイレの洋式へのリフォームに適応する便器・タンクのセットや、ある程度の排水位置に対応できるリフォーム便器があります。また、あわせて洗浄暖房便座を取付されたい時は電源(コンセント)が必要になります。

トイレの便器にはどんな種類がありますか?

洗浄方式によって主に下記のようなタイプに分かれます。
≪洗落とし式≫
座面が普通サイズで水のたまり面も小さいので、汚物が付着しやすく洗浄時に水ハネがあります。
最もシンプルで安価な便器です。

≪セミサイホン式(ネオボルテックス)≫
座面普通サイズ。水たまり面をサイホン式と先落とし式の中間に設計し、洗浄水量を抑えています。

≪サイホン式≫
座面がゆったりサイズ。サイホン作用で汚物を吸い込むように排出するので、汚物の付着が少ないスタンダードな方式。

≪サイホンゼット式≫
座面がゆったりサイズ。基本はサイホン式と同じで、さらにゼット穴から洗浄水を流し、汚物を吸い込むように排出。水たまり面が広いので臭気の発散があまりありません。

≪サイホンボルテックス式≫
座面ゆったりサイズ。サイホン作用と渦巻き作用を共用し汚物を吸い込むように排出。水たまり面も広く、洗浄音も静かです。

≪ダイレクトバルブ式≫
水圧だけで洗浄する方式で、水道直結式のタンクレストイレで採用され、タンクへの給水がなく、
連続使用が可能。体型の変化に合わせてゆったり座れる大型サイズの便器が増えています。
又、技術の進歩で水量が少なくてもしっかり洗浄できる新たな洗浄方式の便器が各メーカーから発売されています。

トイレの便器を取替したい。選ぶポイントは?

最近では、清掃性を考慮した汚れがつきにくく落ちやすい素材のものが人気です。
取替する際におすすめなのが洗浄暖房便座です。節水・節電・脱臭・部屋暖房機能などバリエーションが豊富です。便器と一体になったすっきりデザインのものもあります。最近では、タンクがなくすっきりしたデザインのタンクレス便器も人気です。
サイズも種類もメーカーによりいろいろ。機能、デザイン、予算に応じて検討してください。

キッチンのタイプにはどんな種類がありますか?

キッチンのタイプ

≪オープンタイプ≫キッチン、ダイニング、リビング全てが見渡せるタイプで、広がりが出る為、インテリア性が高いキッチンといえます。ただし、どこからでも誰からでも見られるキッチンとなるので、収納や片付けに注意が必要です。

≪オープン対面タイプ≫
現在最も人気のあるスタイル。対面式のキッチンでダイニング側には壁や吊り戸棚がなくオープンで開放的。配膳や後片付けがスムーズに行えますが、キッチンが丸見えになるので気をつける必要があります。

≪セミオープンタイプ≫カウンターなどで区切られており食卓からは作業場はあまり見えませんが、キッチンとは完全にシャットアウトできない為、臭いや煙が流れる、といった事もあります。

≪クローズドタイプ≫キッチンだけが個室として独立しているタイプです。中が見えないので調理に専念できますが、他の部屋の様子はわかりにくい面もあります。

配列によるタイプ
I型・・・ガス台、調理台、シンクが一列に並んだ型で、作業しやすくスペースをとりません。
II型・・・ガス台などと調理台が2列になっている型でスペースがフル活用できます。
L型・・・L字型にシンク、調理台、ガス台が並んでいる型でゆとりがあります。
複数の人がいても動きやすいのが特徴です。
U型・・・U字型にシンク、調理台、ガス台が並んでいる型で作業しやすい効率的な配置です。
キッチンのスペースにゆとりがある場合に向いています。
アイランド型・・・離れ小島の様に、キッチン全体又は一部を独立させたタイプ。広いスペースが必要です。
ペニンシュラー型・・・一部を半島のように突き出させています。家族とのコミュニケーションを重視したキッチンスタイル。

以上のようなタイプに分けられますが、家族構成や生活習慣も充分考慮し、どのタイプが適しているか自分の家に合うキッチンを選び出すことが大切です。

今までのキッチンの場所を移動してリフォームできますか?

キッチンの移動では、排気や排水の検討が必要です。特にマンションの場合は、排気ダクトを変更することで吸い込みが悪くなったり、排水の勾配がとりにくく排水管がつまりやすくなったりする場合がありますので、注意が必要です。

システムキッチンの値段と種類、選ぶ時のポイントは?

システムキッチンはI型・L型・対面型・アイランド型等があり基本の機器がある程度パッケージ化され、個々のパーツが選べるようになっています。
ワークトップの素材、扉材の種類、水栓や機器類によって価格が異なります。
今のキッチンの不満を解消してくれる機能をプラスすると良いでしょう。
また、費用としては既存キッチンの解体費用、取付費、ガス・水道・電気工事費等がかかります。

ワークトップの種類と高さはどのくらい?

標準的なワークトップの高さは85cmですが、80cmから90cmまで調整が可能です。
使いやすい高さの目安は、身長の1/2プラス5cmといわれています。奥行は65cmが一般的 です。
ワークトップの種類は、熱に強いステンレス、メラミンポストフォーム、タイル、大理石、人造大理石など色々ありますが、システムキッチンの主流は人造大理石とステンレス。
人造大理石は、ステンレスと比べた場合、質感もよく高級感が得られる利点があります。
しかし、本格的に料理をする人はステンレス派が多いようです。ステンレスは清潔で着色が無い為、手入れも楽です。

お手入れが簡単できれいなキッチンにしたいのですが?

機能性を重視するなら、天板やシンクはステンレスがおすすめです。
防汚加工が施された人工大理石もお手入れが簡単で美観にも優れています。
壁面の主流はフッ素加工のパネルが人気です。見た目が美しい上に目地が無く、毎日のお手入れも簡単です。また、扉材は、汚れが落ちやすい素材(ステンレス・ホーローなど)や表面加工された商品を選ばれると良いでしょう。

キッチンの収納にはどんなタイプがありますか?

デッドスペースを生かし、奥にしまっていたものが取り出しやすいスライド式のものが主流です。上部の収納は、手元まで引き下げることができる昇降式のものもあります。
また、収納庫には、壁付タイプ、間仕切タイプ、家電収納タイプなどがあり、壁の色、デザインもキッチン本体に合わせられる様になっています。

キッチンがリビングから見えないようにするにはどうすればいいですか?

LDと一部屋続きだったキッチンを、間仕切の部分に高さのあるハイカウンターを採用し、キッチンのカウンタートップがリビングから丸見えにならないよう工夫します。リビングから見るとハイカウンターが開放感を持ちながら適度な目隠しとなります。